銀行のビジネスモデル

金融機関の代表的な存在として銀行が挙げられます。金融とは文字通りお金を融通することを言います。世の中の人々が持っている余っているお金と、お金を貸してほしいと言っている人々に引き合わせる、これが金融のお仕事であり銀行の本業です。ただお金を融通していては、金融機関そのものの活動は続けることできません。

ここで重要となることは金利差です。まずは金利についての基本的なことをいいます。お金を預けたときに金利がもらえるというのは、すなわち金利は我慢料という性質があります。また、金融機関が資金を貸し出す時には、資金先から利子をもらうことになります。

すなわち、こちらはレンタル料の性質を持っているということになります。金利は我慢料とレンタル料の性質があり、この性質の差つまり金利差によって金融機関は稼いでいます。個人のお客様から預かった際には、お客様にそのお礼分の金利をつけます。その預かったお金を住宅ローンなどで個人に貸し出したり、大小さまざまな会社に貸し出して利子を稼ぎます。

この時の貸し出した金利が、お客様から預かったお金に対しての金利より高いので、銀行は儲かるのです。この金利差をうまく生かしてビジネスを行っているのが銀行です。日本は現在ゼロ金利政策を実行しています。最近の銀行はほとんどゼロの預金金利で集めたお金で日本国債を買っており、国債の金利がゼロの預金金利よりも高くなっているため、儲けることができるのです。

こちらも金利差が重要になってきます。

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